琉リハの“実学”ってなんだろう?
皆様はじめまして!
作業療法学科教員の與谷(ヨタニ)と申します。人生初のブログで緊張しておりますが、まずは自己紹介をさせて下さい。
私は、前年度まで病院で作業療法士として勤務しておりました。そこでは沢山の患者様との出会いがあり、多くのことを学ばせて頂きました。
ケガや病気で今まで出来ていた当たり前のこと(食事や着替え、トイレ、料理、自動車運転、仕事など)が一人で出来ない現実に苦しんでいる方が臨床現場にはおられます。
そのような方々が、自分が関わることで、少しでも前を向いてもう一度“自分らしい生活”に近付けるように目標を立て、一緒にリハビリを頑張る姿や目標を達成した際の笑顔は何ものにも代えがたく、自分のことのように嬉しくもなります。
また、担当した方の中には「あんたのおかげで、もう一回“人間”らしい生活がおくれてるさ~。ありがとうね。」と勿体ない程のお言葉頂いたこともあります。“この仕事に就いてよかった!”と心か感じる瞬間です。作業療法士という仕事には、多くの方々との出会いがあり、そこには沢山の感動と感謝がつまっています。
現在は、このような臨床現場の素晴らしさや、ときには厳しさを少しでも学生さんに感じてもらえるように日々努力しております。
また作業療法学科としても社会に必要とされる作業療法士になってもらえるように、日々試行錯誤しながら教員一丸となって学生支援に全力で取り組んでおります。
さて、自己紹介はここまでとして……
ここからは琉リハにおける作業療法学科の取り組みを一部ご紹介したいと思います。
現在、2年生は2月に待ち受ける臨床現場での実習に向けて日々スキルを磨いております。
しかし、座学のみの授業だけでは限界がありますよね。
そんな中、琉リハでは“実学”(実際に経験して学ぶ)をとても大切にしています。
実際に対象者の方に学院までわざわざお越しいただいて、今まで講義で習った検査や評価を行っている様子です。
そんな“実学”の一部がこちらの写真になります。
上の写真は天久先生が評価方法について学生さんに説明している写真です。
上の2枚の写真は実際に対象者の方に検査を行っている様子です。
この写真は検査を実施した後のフィードバックを受けています。学生さんも真剣です。
学生さんと教員が密にコミュニケーションをとれる環境が整っているのも琉リハの魅力です。
ご協力頂いている対象者の方々には本当に心から感謝です。学生にとっては貴重な経験となりました。また、対象者の方々の生の声は、日々の講義より遥かに心に響くものがあります。
少しでも良い形で実習にも臨めるように2年生も引き続き頑張ってほしいですね!
リハビリ職や作業療法士に興味のある方は是非オープンキャンパスにもお越しください!
最後までお読み頂きありがとうございました。