琉球リハビリテーション学院 作業療法学科ブログ

学校法人智晴学園 琉球リハビリテーション学院 作業療法学科のブログです。作業療法のこと、学院での様子など、いろいろ発信していきます!

GRIT

みなさん、はじめまして。

作業療法学科の知名と申します。

 

自己紹介も含めいきなりですが、タイトルについてご存知でしょうか?

ちょうど1年前頃に出版された単行本ですが、作業療法士を目指している方やそうでない方、すべての方にオススメしたい本です。

内容は読んでいただけると分かると思いますが、成功するために必要な能力は、実は才能ではなく「GRIT=やり抜く力」が重要らしいです。

 

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私たち作業療法の世界でも、確かにそのような気がします。

入学時は医学的知識や技術などほぼなかった学習者が、卒業する頃にはある一定の力を身につけ巣立っていく姿にGRITの重要性をよく感じます。

 

実は私も、夢に向かってこのGRITを身につけながら頑張っております。

私たち教育者(教員・指導者)は、学習者に作業療法を知ってもらい、それを身につけてもらうための役割を担っているため、効果的な教授方法はどのような方法があるのか?と日々悩んでおります。

そして、医学の進歩に伴い、すべての内容を教えることが困難になっている現在では、海外の有効な教授方法がベースとなり、新たな教授方法が開発されています。まずはそれらを知ることが重要で、そしてそれをどう活かすかを考えていかなければなりません。

そのために、私も働きながら日々勉強しております。まさにGRITですね!!

 

そして、そのGRITの効果が少しずつ実を結んできております。

日本で唯一の医学教育共同利用拠点として岐阜大学文部科学省に認定されており、必要な単位を修得することで医学教育フェロー(専門家の仲間)になれるシステムがあります。

実はそこに約1年間通っています。

もちろん働きながらですので、オンラインで勉強したりwebミーティングしたりすることがメインです。そして学習者と同じように課題がありますので、仕事が重なる時には徹夜することもあります。なので、みなさんの気持ちが分かります(笑)

そのフェローシッププログラムが残り1/3程度なので、今後もフェロー目指してコツコツ頑張りたいと思います!!

ちなみに、作業療法士はまだフェロー認定者がいないため、そこもGRITを向上させるスパイスになっております。

もちろん、フェロー認定がゴールではなく、その知識・技術を活かして学習者に効率的な教育が提供できれば、今後も地域・社会に作業療法士が必要とされるのでは?と思っておりますので、道のりはまだまだ長いです。 だからこそ、GRITが必要ですね。

 

作業療法士を目指している方やそうでない方、みなさんも、それぞれの夢があると思います。その夢に向かってコツコツ頑張れば、いつか必ず成功する日が来ると信じてこれからも頑張ってくださいね。